これまでの続き。
愛媛マラソン①
愛媛マラソン②
愛媛マラソン③
愛媛マラソン④
愛媛マラソン⑤
あと8キロくらいまで来た。
最初の4時間長かった~。
イヤフォンで音楽聴きながら
行けばよかったと思うくらい
長い長い時間を感じたけど、
あと20%のところまで
やってきた。
そんな感慨を胸に、
スローなランを続ける。
最後の急勾配の坂までもう少し。
行きは、戦略的に、走ろうと思えば走れたけど、
あえて登りを全部歩いた。
ここで、かなり体力が削られることは
予想できる。
このボロボロの脚は耐えられるのか?
そんなことを考えながら走るブンの
前をゆく1組の男女ペア。
ブンの前で歩いていたが
男が女の背中をツンとさわると
女は走り出す。
ブンの視界30メートル前まで
走っていく。
どうやら女性がばてていて、
それを男性が励ましているようだ。
数分後、目の前にまた
同じ男女が歩いている。
また女は走り出す。
数分後、またブンの
前で男女が歩いている。
ツンと押すと、
女は走り出す。
何度かその光景を
みながら走っている。
5時間近く走っていて、
みんな限界ギリギリなのは
わかっている。
誰かと支えあって
壁を乗り越えることは
すばらしいことだと思う。
でも、
そのツンツン、なんか
イライラスルウ~~~~!
そして、その光景を見ないために
スパートすることさえできない自分が
一番腹ただしかったブンです(つづく)。