こんにちはブックです。
今回の本は「未来の医療年表」という本です。
おおまかに言えば私も健康産業の一員でありますが、
知らないことがいっぱい書いてあり
「へえ」ボタンがあれば押しまくってしまいそうな1冊でした。
●IPS細胞
どんな組織・臓器でも分化できるはずと
当初は考えられていたが、
実験を重ねるうちに課題が見えてきた
●再生医療の実用化
再生医療の実用化、京都アニメーションの方々が
お亡くなりになった事件で
犯人自身も90%の火傷を負う。
治療は被害者に優先的に行われ
医療用皮膚は数量が限られていたため、
犯人には初期において人工皮膚を使用し
以降は自分自身の皮膚を培養して貼る手術を
繰り返して救命が成功した。
それは結果的に90%の広範囲の火傷で、
他の人の皮膚を使わず
救命した世界初の出来事だったこと。
●オンライン治療
初診は認められず再診のみだったが
コロナ下で『初診の治療コロナが終わるまではOK』に。
実際には、医師側に中高年が多いため、オンラインが使えない、
機具も使えない、結局普段から服用しているものを同じ
種類・量を処方するのが関の山と実感する人が多かった。
もちろん未来年表だから、予想と現実は違っているのでしょうが
現在の医療を含む未来をわかりやすく
教えてくれる1冊でした。
おすすめです!