こんにちは、ブックです。
今回ご紹介する本は
「伝え方の作法 どんな相手からも一目置かれる63の心得」。

ジャーナリストの池上彰さんと元外交官の佐藤優さんが
それぞれの実体験をふまえ、
「伝え方」について対談形式でお話されています。
「伝え方」と一口に言っても
初対面で好印象を与える伝え方や
欲しい情報を聞き出す伝え方など、
自分の思いを伝えるだけでなく、
人間関係の構築や情報収集のための
コミュニケーションがうまくいくコツが
書かれています。
また、コロナ禍でこれまでのように対面する以外に
リモートで話すことも増えてきた中で、
対面とは違った点に気を付けるべきこともあり、
その点についても紹介されていました。
個人的には
コロナ前はリモートで会話することがなかったため、
リモートで話すことになんとなく
苦手意識を持っていたので、
取り入れてみようと思うところがあり
参考になりました。少しだけご紹介します。
★表情を大きく、大きくうなずく、
オーバーリアクションを心がける
★モニターに映る相手の顔を見て話すと、
相手からみたら目線をそらしている
(うつむいている)ように見えるので、
カメラの方向に目線をもっていく。
ジャーナリスト、外交官といった
身近ではない経歴のお二人の話ですが、
自分の周りでもありそうなことに置き換えて考えやすく、
覚えておくと役に立ちそうなことが書かれています。
コロナ禍を経験している現代において
リモートも意識せざるを得ない中で
改めてコミュニケーション全般について
考え学べる一冊ではないかと思います。