私たちはみんな、自分自身の中に“ふたりの自分”をもっている。意識している自分と、意識していない潜在意識の自分。そのもうひとりの自分とうまく付き合っていくことができれば、チャンス、出会い、人間関係、目標、仕事、、、が思い通りになる!と説いた本なのですが・・・
私が共感した4行がコチラ。
「成長するためには、その前に必ず崩壊が必要。
あえて挫折を味合わせる。
人生における様々な挫折や絶望は、
潜在意識が意図的に自分へと引き寄せるもの」
ここからは私の勝手な解釈なのですが、
例えば人間関係。「意識している自分」は表向きの自分、よそ行きの声で喋り、あたりさわりない会話や忖度で毎日をやり過ごしていける。一方、(意識していない)潜在意識の自分は損得を考えない本音。心の声が周りに伝わってしまった時が「崩壊」。関係がまずくなってからの修復に苦労するが、もがいている時間は苦しいけど成長するために大切なことを吸収する時間。
親友との喧嘩、受験失敗、失恋、転職、離婚・・・色んな挫折から、それらがその人の人生の分岐点になり、振り返ってみたとき「転機」だったと思う。.
このように、「解体」と「再生」を繰り返しながら、人を日々成長させているなら、辛い経験も面白がってみようと思いました。
若い頃ならこんな大胆な考え方はできなかったけれど、人生の折り返し地点をとうに過ぎた今なら、これくらい図太くてもいい。
これからの人生を、昨日までの自分の尺度で測ってはいけない。これまでどんなボンクラな人生を生きてきたとしても、これからの自分はいつでも「生きながらにして生まれ変わることができる」という前向きな考え方でいいなら、人生まだまだこれからですよね♪