おっ久しぶりです!エリーです(^^)
今月は桃の節句がありましたね。
松山は4月3日にもお祝いします。
なので我が家では現在進行形で母上様が雛祭りの置物を3つも飾って下さり、無言のプレッシャーをここぞとばかりに日々掛けて来ますが負けません☆
普段、母上様が「仕事仲間と女子会してくるー」と言う毎に「婦人会」と言い直す私への仕返しですかね?笑
さて、節句で思い付くのが「日本の五節句」です。
1月7日の人日の節句(じんじつ)
3月3日の上巳の節句(じょうし)
5月5日の端午の節句
7月7日の七夕の節句
9月9日の重陽の節句(ちょうよう)
これらは中国から伝わって来てます。
節句とは季節の変わり目のことです。
節供とも書いて、これは神様に供える食べ物という意味だそうです。
古来より、人は季節の変わり目にそれを頂戴してその年の様々な事柄を願って来ました。
と、いうことで!
五節句の食べ物は何ぞや?と思うかもしれないので知ってる限りで書きます( ̄∇ ̄*)ゞ
先ず、
①節句とは季節の変わり目
②変わり目ということは季節と季節の間に目=隙間が出来る
③その隙間から邪気が流れ込む
を念頭に置いて読んで下さいね。
人日…七草粥
邪気を払ってその年の無病息災を願います。
中国ではこの日付と同数の7種類
の野菜が入った汁物を食べて邪気祓いをしていました。
平安より前の日本では年の始めに若菜を摘んで、新しい生命力を頂く若菜摘みという習慣がありました。
平安時代にこの二つの習慣が相まって七草粥が生まれたそうです。
上巳…桃花酒
古来中国では桃の木には邪気払いの力が有るとされ、上巳の頃に桃の花が咲くのでお節句に用いられるようになりました。
また桃は「百歳(ももとせ)」との言葉遊びで「邪気を払って長寿を招く植物」とされ、
桃の花を浮かべた清めの酒を飲むことで、春を迎える節目に流れ込む邪気を追い払い、無病息災と長寿を願うんだそうです。
上巳と同じ日に女の子のお祭り、雛祭りもありますよね。雛人形や雛あられ、菱餅にもきちんと理由がありますので、気になる方はwebで検索を!
端午…ちまき、柏餅。
ちまきは中国由来。柏餅は日本独自です。
ここから説明文、ちょっと長くなりますよー。
ちまき…昔、中国に国民から慕われた国王側近の詩人がいました。
陰謀により失脚し国を追われ、国の行く末に失望した彼は川に身を投げました。その日は5月5日でした。
詩人の死を嘆き悲しんだ人々は遺体が魚に食べられない様に太鼓を叩いて追い払い、竹筒にお米を入れた供物を川に投げ入れる…そんな弔いを詩人の命日にずっと続けてきました。
300年経ったある日、詩人の霊が現れ、こう告げます。
「人々が毎年供物を捧げてくれるのは有り難いが、残念だがせっかくの供物も私の元に届く前に、川に住む悪龍に盗られてしまう。
今度から悪龍が苦手な楝樹の葉に米を包んで五色の糸で縛って欲しい」
それを聞いた人は言われた通りに供物を用意し、以降、供物は無事に詩人の元へ届いたそうです。
これがちまきの始まりだそうで、5月5日に悪龍(邪気)が嫌う葉と五色の糸で包まれたちまきを食べて邪気払いをする中国の習わしが日本へ伝来し、根付いたとされます。
因みに、ちまきを結んだ五色(黒・白・赤・青・黄)の糸は、子供が無事に育ちますようにと願いを込め、魔除けとして鯉のぼりの一番上に用いられています。
柏餅…柏は新しい葉が生えるまで古い葉は落ちません。
その仕組みにあやかり「跡継ぎが絶えないように、男の子が健康に育ちますように」と親の願いが込められた風習だそうです。
…と、ここまで書いて改めて読むと私の文章は長いですねー。
残りの七夕と重陽は後日、ご案内致します!
気が向いたらで構いませんので、読んで頂けると幸いです(^^)
それでは☆