これまでの続き。
愛媛マラソン①
愛媛マラソン②
愛媛マラソン③
愛媛マラソン④
関門閉鎖時刻ギリギリを通過するプラン。
あれとは、これ。
行きには戦略的に歩いて通過した平田坂。
ここで体力を削られるから、
そう思っているうちに、
筋肉痛が右膝に。
マックスのレベル5になり。
走り方を右足をひきづるようなものに変更。
左6:右4の力のイメージで走る。
というか早歩きくらいの速度。
20から30キロでスパートを入れたことがない。
この足は一体最後まで持つのだろうか?
30キロ過ぎてから、テレビ中継車が
撮影をしている。
地元ではなんと6時間生中継。
テレビカメラがこちらを撮ってくれている気もするが、
手を振る元気もない。
元気を出すために、
少し歌いながら走る。
パワーソングとして思い浮かんだ曲は、
椎名林檎の「同じ夜」
~なきわめくぅ風に♪
なみだあすることも~♪
~しあわせなあ君を
ただ思うことも~♪
歌を歌うことで、苦しさをやり過ごそうとしている。
オアシスの「live forever」との2曲
をリピートする。
前を走っている男女2人が
関門時刻を気にしていたので
「あと15分ですよ」
と伝える。
状況を見ると、男がリタイアしかけ、
女が励ましている。
自分が男だったら…
かなりつらい状況だな・・・。
そんな風には
できればなりたくないもんだな…。
(ぼっちマラソンしか経験ないから
そんな想像は杞憂にしか過ぎないか…)
第7関門まで来た。
関門閉鎖時刻15時00分
関門通過時刻14時56分19秒
3分40秒余裕がある。
スローペースで走っていると
ブンの横を、
先ほど関門時刻を気にしていた女性が
駆け抜けていった。
あいての男性の立場だったら、
かなりつらいよな~、と思う。
日頃の練習が、42キロというふるいで
見事にわかってしまう。
市民マラソンですら、
なかなか残酷なスポーツだなあと思う(つづく)。