岡山マラソン。
32キロあたりでどえらいもんに遭遇
それは、、
ラーメン休憩所
ブンは、
店舗開発課のYさんほどではないけど
そこそこラーメン好き
(食べログ大阪府ラーメンランキング
20店中16店通過レベル)
「どうせたいした記録じゃないし、
食べてもちゃんと完走できるって」
「食べてがっつり走ればさらにペースアップかもよ」
「あなたのラーメン好きの血が騒がないのかい?」
色々な声に負けて、
ラーメンスペースへ。
なんと1種類だけではなく、
6種類もある!
こんなラーメンエイド
大充実なとこなんて知らない!
ええやん!
しかしそこで天の声?が
「せっかく貯めた体力貯金はいいのかい?」
遅いとは言え
自分が思い描いていたレースペースで
運んでいる今。
そのペースを崩すことは
いままでつきあってくれた
身体の部位のみなさんに悪い。
「終わってからラーメン食べに行くぅっ!」
と無言の捨て台詞を残し、
7秒のタイムロスをあとに
レースに戻る。
(マラソン終わった後にラーメンを食べようと
するがヘトヘトで結局食べられず)
◇35キロ〜40キロ(31分34秒)
1キロ6分18秒ペース
快調にみんなを抜きまくるブン。
抜くとテンションがあがって
笑顔になる。
歩く人も大勢。
「走るために来たんでしょ、ウォーキング大会
じゃないでしょ」
と、昔10キロ以上とぼとぼ歩いたことを
棚にあげて、サイレントで吠える。
39キロ地点、残り3キロ。
腕、太もも、ふくらはぎ、
全ての計器が異常を告げている。
「オーバーペースデス、オーバーペースデス。
コノママデハ、ゴールマデモチマセン」
このままでは超失速してしまう。
そこで、良いペースで走っていた
かわいらしい格好の女性ランナーの
うしろをついて走る。
男性ランナーではついていけなかった、
いや行きたくなかっただろう。
自分のヨコシマゴコロまで使って
レースを作ってゆく。
◇40キロ〜ゴール(15分33秒)
1キロ7分5秒ペース
2キロほど女性ランナーをストーカーの
ようについていった後、
計器が元に戻ったので、
最後のスパート。
今回の楽しみの一つ、
マラソン選手みたいに
スタジアムを1週してゴール
までもうすぐ。
ところが最後の1キロくらいになると
なぜかみんなのペースがあがる。
1つでも良い順番のために
必死でブンも走る。
チアリーディングさんが
元気な声を
響かせている。
(疲れからか、写真ブレブレ)
とうとうスタジアムに入る。
入る瞬間ってなんか興奮する。
「400メートルなげー」と思うが、
42キロも走ったから、
まあ問題ない。
ゴール。
記録は5時間17分。
トイレ待ちが10分あったので、
ほぼ描いていた通りの走り。
現在手持ちの自分の体力は
全部置いてこれたと思う。
ゴールで待っていた
岡山県知事と握手する。
なかなかできないことだ。
ちょっと感動してしまった。
タオルをかけてもらい、
メダルをかけてもらい、
ジュースをもらう。
練習不足を抜きにすれば、
全ての要素が完ぺきな
岡山マラソンを走り切り、
幸せを感じたブンです。