今回は日本橋について
現在の石造りの橋は、1911年に建造されたもので20代目になり建造から100年を超えています。1945年3月10日東京大空襲の際の焼夷弾の爪痕も残っています。
江戸幕府を開いた徳川家康が全国道路網整備計画に際してこの橋をかけ、日本橋を五街道の基点としました。
この五街道と海運によって全国さまざまな物産が集まり、日本橋の袂には魚河岸が並んで大変活気づいていたそうです。
1800年頃江戸の人口は120万人、当時のパリは50万人、ロンドン90万人だったので、その盛況ぶりは「東洋のベニス」と例えられたり、「日本橋竜宮城の港なり」と川柳で歌われたそうです。
江戸時代の日本橋のレプリカが両国の江戸東京博物館にあるので、一度足を運ぶのも良いと思います。