和歌山で行われた紀州口熊野マラソンに
参加。
レースプランは、
最初の15キロを、1キロ6分ペース。
最後の6キロで、スパートをかける。
それにしても、信号がない。
田舎道をゆく。
天気は3日前の冷え込みが
嘘のように快晴。
身軽な格好で、
走っていて気持ちいい。
こうやって知らない街を
駆けてゆく。
こんな機会がなければ、
熊野へ来ること
なかったかも、
まして走ることなんて。
そう思うと
不思議で、
楽しい気分になる。
↑上の真ん中の人の背中には、
「私を写メしたら割引します!」との文字。
カラオケ店‥。
商魂たくましい‥。
レースなので、
闘争心がハイペースを
要求する。
練習量を思い出して、
それをおさえる。
地元の中学生3人が走っている。
3人とも丸坊主、野球部員か。
1人が、
「俺ちょっと見てくるわ」
と言って猛ダッシュで
先へ行く。
(何を見に行ったのかはわからず)
そして300M先で立ち止まって
あとの2人を待っている。
「あの…後半つらいですよ、
そんなことしていると」
とアドバイスしてあげたいが、
もちろん口に出すことはない。
道路は走る人でいっぱい。
しかしこれは交通規制しているのか?
たまに車がとおったりする。
途中からは川沿いのコースを行く。
沿道には断続的にではあるけれど
応援してくれる人がいる。
そして、 その比率。
おじいちゃん、おばあちゃんが多い。
みなさん拍手を声援をおくってくれる。
この大会に温かみをあたえる。
10キロのタイムは、
59分。
とびだしたいキモチを
こらえて、
淡々と一定ペースをきざむ。
途中でうれしい給食コーナー。
1度目はバナナをもぐもぐ。
2度目はあんぱんぽいのをモグモグ‥
ちがう、あんぱんじゃなくてバターロール。
口の中、パッサパサ。
15キロ。
あと7キロ。
ラストスパートを開始。
温存していたので、
ぬかれることはない。
気持ちよく走る。
くのいちさんを抜く。
ポケットに入れて
5キロごとに食べていた
最後の梅ぼしを食べて
さらに加速。
周りの声援を送ってくれる人にも
スター気取りで、
手を振り返す。
テンションをあげてはしる。
そしてゴール。
タイムは1時間53分。
自己記録を6分ほど更新。
熊野古道を走るわけではないけれど、
スターは中山さんもみれたし、
山奥で、アットホームで、いい大会でした。
こんどはフルをはしりたいです。
練習不足で、たいした記録更新には
ならなかったけれど、
自分がもっている力は
ほぼ発揮できたので、
満足。
靴下を脱ぐと、テーピングしていたひとさし指の爪が
右だけ血が出て真っ黒に。
走り方なのか、他の問題なのか、
次回への課題ができました。
また遠い所を帰るので、
着替えをさっと済ませ、
帰路につく。
そして、後で知る。
マッチこと、近藤真彦さんが
フルで走っていたことを。
(友達100人と‥‥すごい!)
本物のスターを見れず、
ちょっとくやしかったブンです。