こんにちはブンです。
料理番組がけっこう好きで、
いくつか毎週録画しておき、
おいしそうなんを作ったりしています。
そのなかの「男子ごはん」という番組。
新春スペシャルとして、
なぜかなつかしいゲーム特集を
していました。
デパートの屋上にあるゲームコーナーで
流行していたやつ。
その1つがこれ。
国盗り合戦。
数字とマーク(姫=数の分だけ進む、殿=数の二倍進む、
坊主=数の分だけ戻る、ドクロ=ゲームオーバー)で全国を制覇する。
このゲーム、
懐かしすぎる。
そして、ただなつかしいだけではなく、
ブンはそのときの思い出がフラッシュバックしてきました。
それは小学校1,2年のときのこと。
友達と友達のお母さんとデパートに行って、
屋上のゲームコーナーに行き、
「買い物している間、これで遊んどき」と言って、
5千円ずつ渡されました(5千円が聖徳太子の頃)。
5、5千円!!
月のこづかい200円とかだった自分にとって、
そんな大金をゲームに使えるという状況が
うまく飲み込めませんでした。
友達は、町有数のお金持ちの子供であることは
ぼんやりとは知っていたものの、
その事実を、お金という形で
はっきり見た気がしました。
そのお金はもちろん「そんなん使えません、お返しします」
というはずもなく、
友達とその国盗りゲームにつぎこみまくりながら、
ゲームをしている間も、
なんとなく後ろめたい気分が晴れず。
そのときは、そのことを
あまり認識しませんでしたが、
30年以上たった現在も鮮明におぼえているところからも、
大きな衝撃だったのでしょう。
それまで家庭の事情もあり、
お金を自由に使うことを
厳しく制限されていたのに、
突然大金をもらったときの
どうとらえればいいかわからない
不安定な気持ち。
(だから、今でも宝くじに当たればいいなあと
どうしても思えない)
話は変わりますが、
ブンはさまざまなところで、
自分はアンバランスな人間と
感じることがあります。
例えばバイトでためたお金を
全部CDにつぎこんだり、
難しい漢字を知っていても
簡単な漢字がかけないとか。
それは、結果アンバランスなのではなく、
自分がアンバランスを求めているの
かもしれない。
もしかしたら
その5千円が、
自分を形作ってる要素かもと
思いながら、
ゲーム機をながめていたブンです。