ある1人の男が
世界のランナーのトレーニング方法を
変えたと言う。
60年ほど前の話だ。
その男の名はエミール・ザトペック。
ヘルシンキオリンピック(1952年)の
5000m・10000m・マラソンで金メダルを獲得。
この長距離三冠の記録は
今後達成する選手はいないだろうと
考えられている。
彼の練習方法は
早く走ったり(高負荷)、ゆっくり走ったり(低負荷)
を交互に行うトレーニング。
いわゆるインターバル・トレーニング
である。
このトレーニングは非常に効果があるが
疲労度が高く身体に負担をかけるため、
オーバートレーニングにならないよう
注意が必要である。
終わり
じゃないですね。こんにちはブンです。
前回の続き。
14キロで脚が痛み出す。
練習では、この距離で
脚が痛くなることなんて一度もなかった。
一体何が起こったんだ?
あっ!
人波を抜こうとしてダッシュ(高負荷)→次の人波でペースを落とす(低負荷)
をくりかえしてました。
まさかのマラソン本番で
インターバルトレーニング。
(このための下手な前フリ…)
14キロで脚が痛い。
あと何キロやっけ?
あと28キロか…。
沿道からは、さまざまな暖かい声援が飛んできます。
「がんばって~」
「ナイスラン!」
こんな声援も。
「もうちょいやで~」
…
…
ありったけの小声で
叫びました。
「もうちょいちゃうわ!」
・゚゚・(≧д≦)・゚゚・(つづく)