こんにちは。ガチャピンです。
懺悔を…懺悔を聞いて下さい…
私としては善意だったのです!
が、相手にとって迷惑であれば
私の気持ちがどーだったかなんて問題じゃないですよねーって話。
電車に乗っていた時のこと。
まばらに空席が見られるような乗車率のなか
私の隣には高校生の男の子が座っていました。
途中、隣の彼がソワソワしだしたので
「何だろう?」と思ってチラっと覗き見ると、
ちょっと上向き加減で手で鼻を押さえてる…
その手には血が…!!
大変!鼻血出してる!
びっくりした私は、急いでカバンの中からタオルハンカチを取り出し
彼に差出しました。
「や、大丈夫です」と断る彼に
「いいから!垂れますから!」
と、半ば強引に再度ハンカチを差し出しました。
すると彼は「すみません」と言いながら受け取り、
ハンカチで鼻を押さえました。
今思うと、ありがた迷惑だったかもしれませんが、
その時の私は、事態が落ち着いた安堵と、
「いい事したな~私」といういい気分に浸っていました。
しかしそれも束の間。私はとんでもない事に気がつきます。
(あのハンカチ・・・汗拭いたやつだ・・・)
朝、駅に来るまでにそのハンカチで汗を拭いていた事を、すっかり忘れていたのです。
う、迂闊だった・・・!!
汗を拭いたハンカチを他人に差し出すなんて!
しかも強引に渡しちゃったし。。
しかもしかも、鼻に当ててるし!
よりによって鼻ぁ~~!
(心の声)
もー心臓はバクバクです。
「どーしよ、どーしよ」と取り返しのつかない事に
頭をかかえていたのですが、最終的な問題は1つ。
彼に「告げる」か「告げない」か。
その時導き出した正解は「告げない」。
今考えても正解は「告げない」。
なのに、私は耐えられなかった…!
・いい事をしたと思っていた私の自惚れ
・親切をしてもらったと(多分)思っているだろう彼の気持ち
・周りの人たちの温かい眼差し(気のせいかも知れませんが)
上記3点が要因となり
罪悪感に耐えられなかった私は彼に告げてしまいました。
「あの、申し上げにくいんですが…
ごめんなさい、それ……汗拭いたやつでしたぁ…」
「え・・・・・・や、大丈夫です」
って言うしかないですよねーー!
てか最初から大丈夫って言ってたのに
強引にハンカチ押し付けられたんですよねーー!
ホントスミマセン。。
ごめんなさぁーーい!
なんて事がありました・・・
関係無いですが、今回の経験で気づいた事が。
そーいえば「浮気を白状してしまう男性」の気持ちもこんな感じかしら、と。
告げない事が思いやりだと分かりながらも、罪悪感から黙っていられない…みたいな?
今回私は罪悪感に負けてしまう程の思いやりしか持ち合わせていませんでしたがね。(反省)
それにしても。あのハンカチ。…臭かったのかしら・・・。
今日はボールド多めで洗濯してしまうのでした(笑)