こんにちは、ガチャピンです。
前回妖怪シリーズを始めたばかりだというのに、
いきなり辞めます!爆;
違うんです><;(←言い訳始まります)
カテゴリを「妖怪」だけに限定すると、
対象がかなり絞られるな…という事に遅ればせながら気づきまして。
妖怪も好きですが神様とか悪魔とか妖精とか地霊とかとか
好きなものが広範囲に及ぶ為、
枠を広げてリニューアルする運びと相成りました。
[愛すべきシリーズ]として。てへっ♪
そんな事で、今回はインドの神様「ガネーシャ」の生誕エピソードを。
しかしここで愛すべきはガネーシャではありません。
その父、「シヴァ」です。
まずはシヴァの基本情報を。
ヒンドゥー教の3大神様の1人。
〈破壊〉を司る神様です。
因みに3大神様の他の2人は、
〈創造〉を司る「ブラフマー」
〈維持〉を司る「ヴィシュヌ」
つまり、〈破壊〉といっても
〈創造〉→〈維持〉→〈破壊〉→〈創造〉→・・・
といった関係性で、
〈創造〉の為の前向きな〈破壊〉となります。
故に〈再生〉の意味も同時に持ち合わせており、
そこから転じてシヴァは様々な別名をもつ事となります。
と、シヴァの紹介はこんな感じで
ガネーシャの生誕エピソードですね。
只、ここで言う生誕とは、
「象の頭」をもつ、あの姿になったエピソードです。
(因みにガネーシャはシヴァの妻「パールヴァティ」の
垢から生まれています。)
ある時、妻のパールヴァティ(美女)が入浴する際、
「覗かれては嫌だわ」
と、息子のガネーシャを見張りに立たせます。
「誰も近づけてはなりません」と。
その後、帰宅したシヴァが何も知らず
ご機嫌に愛する妻のいる浴場へ向かうのですが、(笑;)
行く手にガネーシャが立ち塞がるではありませんか。
「誰であろうと、ここを通す訳にはまいりません」
と、真面目なガネーシャ。
それに対し、シヴァはぶちギレです。
「私の邪魔をするのか、この無礼者がぁっ…!!」
と、激昂のあまり、息子の首を刎ねてしまいます(!?)
更にはその首をぽ~いっと遠くへ投げ捨ててしまいました…
その後事態を知ったパールヴァティは悲しみ、
シヴァはオロオロ。(パールヴァティはキレると超絶おっかない)
で、仕方なく刎ねた首の代わりに象の首をすげ、
象の首をもつガネーシャが誕生したのです。
ふふっ おいおいって感じですよね 笑
自宅の風呂場に見張りって時点でおかしな話です。
象の首をすげる事が出来るなら、
元の首を戻す事くらい出来そうなもんですが
象だったのです。投げてどっかいっちゃったから。
美男美女の息子で、さぞかし男前だったでしょうにね…
それにしても偉大なる神様が、覗きを妨害されて逆上ですって。
神様って、意外と怒りの沸点が低いひとが多いんです 笑
そんなお話でした。