こんにちはブンです。
ちょっと前、神戸元町に行きました
元町といえば、レコード屋😅
その日買ったのは、中森明菜さんの
ベスト盤「BEST AKINA メモワール」
話はさかのぼり、80年代中頃
聖子派か明菜派かで言えば
自分は完全に明菜派。
シングル聞く程度の浅いファンでしたが、
セカンドラブからしっかりのめりこみました。
ブンは当時中学生。
「勉強なんて意味ない」
「このやりきれない思いはいったい何」
しっかり自意識過剰な中二病を患ってました
そんな秋の終わりごろ、
同じクラスのプーさん(男子)と
なんかの拍子に中森明菜のファン同士がわかり
遊ぶように。
プーさんの家にはブンが憧れていながら
買えなかったONKYOかKENWOODのミニコンポ🔊
レコードもたくさん買っていました。
だからよくプーさん家に行っては聴いて。
1984年の秋ごろだったので
当時最新のシングルは「飾りじゃないのよ涙は」
井上陽水の書くうたに
感情を振り回されまくりながら
冬には中森明菜が主演の
映画「愛・旅立ち」を一緒に観に。
(内容は全く覚えておらず、海岸で歌う?シーンが
おもいだせるほど)
部活終ってから映画館行ったので
帰ってきたのは夜11時
(2本立てでうる星やつら)
他の映画も行ったことは覚えているが
何を見たかは思い出せない‥
中森明菜だけではなく他の歌手も聴きました。
安全地帯の「熱視線」
そしてアルフィーの「恋人たちのペイブメント」
この3組を中心に
安全地帯は「恋の予感」「熱視線」をリリースし、
アルフィーは「恋人たちのペイブメント」
「シンデレラは眠れない」を。
ペイブメントは
「知ってたらちょっと賢くなった気がする」
パワー英単語として
心にささりました。
そして春、ブンより勉強ができた
プーさんと「一緒に塾行こう」と
2人で面接に行きました。
どうにもならない気持ちや思いも
プーさんといたら、なんだかやりすごせる。
友達らしい友達がいなかったブンにとっての
はじめての気持ち。
楽しい中学生活が送れるかもと
少し思ったりしました。
そして春、4月。
新学期。
プーさんは学校にいませんでした。
家庭の事情(親が離婚)によって
隣の市に引っ越してしまい、
その後は連絡取れず。
塾もひとりで行くことになり、
「成績が優秀な方(ぷーさん)は
来なかったのか~」と
塾長に言われて。
今、考えれば2人とも親がうまくいっていなかった
共通諦念のような気持ちが強くあったから
仲良くなったような気が。
そのあとブンの中学高校生活は
渡辺美里や、尾崎豊や
レベッカや、岡村靖幸や、大江千里や
オフコースや、サザンオールスターズや
中村あゆみなどを聴くのですが、
ぷーさんほど思いをシンクロさせて
聴いてくれる友達はみつからず。
一緒に聴いてたら、きっと聞こえてくる音も
違っていたのになあと
ただ。
1984~5年と中森明菜さんをはじめとする
音楽をプーさんと聴いてた風景が
あったからこそ
今も音楽に
いろいろな思いを
ゆだねたりして
毎日を生きてゆくことが
できているように思えた
ブンです。