こんにちは社員ごまです
リーブ21の社員7人(まめ,ごま,わかめ,やさい,
さかな,しいたけ,いも)が
表紙とタイトルだけで勝手に選ぶ
「これが本屋大賞だ!」
社員ごまがタイトルと表紙で
本屋大賞に予想したのは
浅倉秋成さんの「六人の嘘つきな大学生」という作品です
(※以下ネタバレを含みますのでご注意ください)
リリースしたSNSが一気に大ヒットし、
勢いに乗るIT企業の初の新卒採用。
初任給は50万円!
当然応募者は超多数。
その中から最終選考に残った6人の大学生。
最終選考はグループディスカッション。
「ディスカッションのでき次第で6人全員が内定となるので、
1ヵ月で最高のチームを作り上げて臨んでください」
と企業からの案内により、毎週6人で集まり、対策会議に力を入れた。
各々の強みや弱みを知っていくことで徐々に最高のチームを作り上げ、
皆が心から「全員で内定をもらおう!」と一致団結していました。
そんな矢先、企業から一通のメール。「採用枠は1名に変更になりました。
最終選考当日は『誰が一番内定にふさわしいか』について議論してください」
この瞬間、最高のメンバーがライバルに変わってしまいました。
混沌とした雰囲気で当日をむかえ、議論が始まると「ある事件」が発生。
6通の封筒が発見され、その中にはそれぞれが過去に犯した「罪」が告発されています。
これまで最高だと思っていたメンバーの裏の顔を知り、不信感、嫌悪感が募り、
お互いに罵り合う中、この封筒を用意した犯人捜しが始まり、一人のメンバーが
犯人と認定される・・・。
それから8年後、その時の内定者が犯人の死をきっかけに、
事件の真相をさぐるため他のメンバーに改めて話を聞く中で、
次々と明らかになる真実。
最終選考と8年後のメンバーインタビューが交互に展開されていきます。
犯人は本当に犯人だったのか・・・
告発された「罪」の真相は・・・
就活中の独特な緊張感、心情から起きた事件ですが、いろんなところに伏線があり、
一つずつ回収しながらメンバーの真の姿へ近づいていきます。
この人が犯人か?いや、こっちっか?と考えを二転三転させながら読み進め、
読み終わった後は「ほぉぉぉぉぉ」という感じでした。
就活中の方も、これから就活をむかえる方も、就活経験者も、
就活なんて関係ない方も、それぞれの目線で楽しんでみてください☆