こんにちは社員まめです
7人の社員が
表紙とタイトルだけで勝手に選ぶ
「これが本屋大賞だ!」
社員まめがタイトルと表紙で
本屋大賞に予想したのは
一穂ミチさんの「スモールワールズ」という作品です
(※以下ネタバレを含みますのでご注意ください)
帯のキャッチコピーは
「最終話に仕掛けられた一話目への伏線。
気付いた瞬間、心を揺さぶる、鳥肌モノの衝撃が襲う!!」
書いてあったので、鳥肌モノの衝撃を準備しながら読みました。
話はタイトルや表紙の写真にあるように
一つの家庭でおこる出来事を6つ集めた短編連作集。
どの話も何かがうまくいかない主人公に
何が起こるんだろうと、ドキドキしながら読み進めます。
どの話にも「それか!」と思う仕掛けが用意されていて
物語が進むにつれて、「この結末どうなるんだろ?」と
推理しながら読むのですが、予想しない展開が面白く、
「それか~」「気づかんかった~」と
ついつぶやいてしまうほど。
もう一つの面白さは次の物語とゆるくつながっているとこ。
読んでいると途中で気づいて「どこがつながっているんやろ?」と
注意深く読み進めてるのですが、
3つくらいはわかってもう3つはわからない。
そうなると、知らずにもう一回読んでみようかとなってしまう。
物語の6つの仕掛けと物語同士の6つの仕掛け
計12個の仕掛けが用意されているこの物語。
本屋大賞候補になるのも
納得の面白さです!