こんにちはブックです
今回ご紹介するおすすめの本は
吉原珠央さんの『その言い方は「失礼」です!』。
人とコミュニケーションをとる上で、
丁寧な言葉遣い、相手に配慮したタイミング、伝え方を意識することで、
失礼にならない、ひいては相手にいい印象を与える、というもので、
いろいろな例が著者の経験談を交えながら紹介されています。
例えば、相手が疲れているように見えた時に、
「疲れてる?やつれた?」ではなく
「とても忙しそうだけど、体調大丈夫?」と伝えたほうが
優しさあふれる表現になる。
「髪が乱れてる」というのはその場ですぐ直すことができるが
「疲れて見える、やつれて見える」と言われてもどうしようもないし、
そんな風に見えるのかと相手を暗い気持ちにさせてしまったり、
年齢によっては老け込んでいると言っているように捉えられたりするので、
相手が疲れて見えれば見えるほど、
優しくて元気を与えられる言葉を選べると良い。
気が利く人と利かない人との差は
「相手の事を想像して的確に動けるか」というシンプルなもの。
プレゼントする、何かを伝えるなど、悪くはないことでも、
なぜこのタイミング?と思われるタイミングで実行してしまい、
タイミングがはかれないことで気が利かない人になってしまうので、
相手の状況をみて、今でいいのか、
を考えられると良い。
などなど。
ほんの少しの気遣いが相手への大きな配慮になること、
当たり前のことをきちんとすることの大切さを改めて感じました。
つい無意識に失礼になっていないか、
見つめ直す良い機会になる本でした。